正論を言ってはいけない
最近父親から言われたアドバイスです。
「正論なんていってはいけないよ」
「正論なんていうやつは嫌われてしまうから、周りからいじめられて、孤立して何も得な事にはならないよ」
昔、上司に正論をぶつけては論破するを繰り返した結果、蛇蝎のごとく嫌われ左遷されそうになったり、最終的に本当に左遷みたいなことさせられた父の言葉は重いですね。
伊坂幸太郎の「重力ピエロ」で
「兄貴、俺さ、『いままで議論で負けたことがない』とか
『どんな相手でも論破できる』とか自慢げに話してる奴を見ると、
馬鹿じゃないかって思うんだよね」
「どうしてだ」
「相手を言い負かして幸せになるのは、自分だけだってことに気づいてないんだよ」
というシーンがあります。
正論は正しければ正しいほど、相手に反発されます。
なぜなら相手にとっては、正論を認めると「自分が間違っている」と認めることになるからです。
だから、こいつは嫌な奴だ、性根が腐っているとして攻撃する事で自分を守るんでしょうね。
我が身を振り返ってみても、正論を言われたときは、ドキッとしたあとに怒りが込み上げてきたように思います。
それでも自分は正しい、相手が間違っているのだから正してあげないといけない、むしろ自分は優しいんだ、という人もいるかもしれません。
ですが、誰にとっても正しい事なんてないので、自分が正論だと思っていることや、社会通念として正しいことが、必ずしも最適とは限らないのは頭の片隅においておきたいところですね。
そのうえで相手を説得したい、と思うのならば共感をベースに相手の味方である事に努めるのが良いでしょう。
相手の言葉をすぐに否定せず、一度受け止めてから、自分の意見を提示する方が受け入れられやすいです。
以前、販売職をしていたときの経験からそのように思います。
最近つくったサイト
このブログの目的は、副業で行なっているサイトアフィリエイトでインデックスを飛ばしたいからです。
なので、上の話とは関係ありませんが、最近つくったサイトを貼っておきます。